切なくて暖かい『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
ヴァイオレット・エヴァーガデンについて、書きたいと思います!
京都アニメーション制作ですので、作画の完成度もさながら演出も毎回感動してしまいます。
いつのまにかほっこり、そしてうるっと泣いている自分がいます。。。
2019年の9月6日(金)に、外伝が劇場アニメとして限定公開されているばかりですし、まだこの作品を知らない人にも是非知ってもらいたいなーと、思っています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン(Violet Evergarden)概要
作者 暁佳奈
出版社 KAエスマ文庫
●アニメ放送期間 2018年1月から4月までTOKYO MXほかにて放映されました。
●アニメーション制作 京都アニメーション
●アニメーション制作協力 アニメーションDo
原作は、ライトノベルだそうです!
時代背景はわたしたちの住んでいる世界とは少し違うかなり昔の世界のようです。
異国の文字が印象的ではありますが、戦争というとても悲しい歴史を作っているようです。
その世界で孤児として育ち、とても心の暖かい少佐に拾われたヴァイオレットが主人公の話です。
主人公はヴァイオレットですが、1話ずついろんな人と触れ合い人の心を学んでいくので、目線は毎回ヴァイオレットではないキャラクターたちの視線で進んでいきます。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン登場人物
ヴァイオレットエヴァーガデン
声 石川由依さん
感情表現に乏しく声にも抑揚がないので、作中何人かが人形と見間違うほどの存在感。
戦争では前線で戦うほどの実力の持ち主。
しかし、孤児だった為に言葉も文字も感情すらも少佐と出会うまでは知らなかった。
少佐の最期に貰った、愛してる の意味を知りたくて、自動手記人形を志す。
仕事を経てたくさんの人の感情や気持ちに触れ、徐々に人間らしくなっていく。
少佐がなによりも大切で、戦争からまだ帰ってないことを知り、やや心を閉ざしかかるも周りの人達のお陰で仕事を続けこの世界で生きて行くと決める。
クラウディア・ホッジンズ
声 子安武人さん
CH郵便社の社長。
戦争中ではライデンシャフトリヒ国陸軍の少佐(アニメでは中佐)だった。
ギルベルトとは親友だった。自分に何かあったときは、バイオレットを頼む。と言われていたことを守り、退院間近のバイオレットを遠縁のエヴァーガデン家に送ったのだが、自分の仕事を手伝わせることになる。
バイオレットの良き理解者でありながら、近くで見守っている。
将来は女の子が欲しいことが作中では語られるが、特定の恋人は居ないもよう。
ギルベルト・ブーゲンビリア
声浪川大輔さん
バイオレットが心から信頼する少佐。
実の兄がバイオレットを拾ってきたことをキッカケにバイオレットを傍におき、名前をつけて言葉、文字を教える。
バイオレットのことは、道具として接するようにと兄から忠告をうけていたが、だんだん表情をもち、いろんなことを興味を示し生きて行くバイオレットに特別な感情を抱くようになる。
2020年映画も決まっています!
外伝はすでに映画が始まっておりますが、来年にはまた新作が制作されていることが解っております!
気になる映画の上映日は鋭意製作中とのことなので、かなりの完成度が高い新作が期待できそうです!京アニのあの火災では原画が残らなかったとのうわさもネットではささやかれていまして、作品の存続について、そして人の命に対して大きな印象を残してくれたこの作品。
はやく美しあの映像を見たいなーと思っております!
『ヴァイオレット・エバーガーデン』まとめ
舞台は、この世界とは違う世界の戦時中の悲しい世界。
戦争が終わり、平和な世の中が来ても還ってくる人もいれば
もう会えなくなった人もいる。
そんな世界でもなんとか立ち上がろうと幸せになろうとしている人たちが生きています。
手紙で気持ちを綴り、伝えて生きている物語。
この作品を見ると手紙を書きたくなります。誰かにそっと伝えてみたくなるかもしれません。